VIBES。それは。

これは、SixTONES 4th Album 『THE VIBES』を

嬉々としてフラゲした奴の独り言である。

毎度毎度素晴らしい円盤を残してくださるので、

リハビリも兼ねて言語化を試みる。

だが、語彙力の無さに加えて感情が纏まらずに

志半ばで挫けてしまう。

ただ、今回ばかりは。最後まで。書き残したい。

そんな想いで向き合っている。(2024.01.11 13:22)

 

こいつはどんなスト担なのかとチラッと覗いて頂けたら

是幸い。反応を頂けたら、より幸い。

では、最後まで御付き合い頂ければ有難いです。

 

『THE VIBES』について綴っていくのだが、

共通収録曲12曲を収録順に綴った後、

初回盤A 2曲→通常盤 3曲→初回盤B 3曲の順で進める。

参考までに、今回は「JBL Flip 5」というスピーカーを

通して聴いた印象とする。参考までに。

 

それでは、はじめぇ〜めぇ〜ひつじ。

 

 

 

 

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共通収録曲

_001. こっから

だが、情熱はある。主題歌。

言わずもがな、SixTONESの代表曲と成長した

2023年を象徴する楽曲。この曲から始まるの景気良い。

言葉数が多いけど、後ろの音と詞ががっちりはまるから、

耳が気持ち悪くないのは神の所業。

バンドの音と、泥臭い歌詞。

「これだけじゃやれねぇってわかってる

 でもこれしかねぇからこれにかかってる

 間違ってる未来でも俺には光ってる」

「好きこそ物の上手なれ で次こそ終える根比べ」

「しのごの言わずに動け 道無き道ほど進め

 劣等も嫉妬も叱咤なる燃料」

腐ってられない。やるしかない。

と、そう思わせてくれる。

自分の帯をもう1段階きつくしてくれる。

(余談)

また、THE FIRST TAKEによって最後の「Let it fire!」

正拳突きを繰り出す頭になってしまった曲でもある。

だでぃ。どうしてくれるんだ。ありがとう。

 

_002. Alright

川辺とすだち。

晴れやかな昼間。

なにもかもに絶望した時、ふと流れてきたら泣く。

爽やかさの中に散りばめられた微かな希望。

明るいけど、底抜けに明るくない。

「最後に笑えば Alright」の説得力。

002に収録されていることもあるのか、

始まりを予感させる応援歌。

川辺とすだち。(すだちゼリーでも可。)

 

_003. アンセム

このアルバムのリード曲。またテイストの違う応援歌。

己の手で、己の意思で、時代なんて気にせずに。

「誰も彼も不意に前ならってる

 ならばあえて俺は列乱してく」

何事も多数派に流されるこの時代に、

地に足つけて己を曲げずに生きていける為の応援歌

のように思えた。

6人が、SixTONESを背負って歌うことで、

team SixTONESという仲間と進んでくれてるんだなとも。

 

_004. ABARERO

慣声の法則 in DOMEの為にリリースされたシングル。

一気に世間への色を変えてきたなと感じた。

それと同時に、あぁ〜これっすよSixTONESさん。と感じた。

重低音が鳴り響き、どこか異様で。目の奥がギラついた曲。

Jr時代から研ぎ続けた刃が本格的に振りかざされる

予兆を感じましたね。はい。

ABAREROに関しては、MVが良くてね。

ハッキリ顔が見えない瞬間の禍々しさを感じれて。

照明は明るくないのに、周りは明るくないのに、

なぜかギラギラしてる。

まるで、稲妻が絶えず落ちているように。

 

_005. Something from Nothing

底から沸いてくる力強さと覚悟。

「Something from Nothing

 We did it all」

と6人の声のみで始まり、徐々に増えていく。

挑戦をやめず、進み続ける。

現代への挑戦状のようで、かっこいい。

「Now look at us! SixTONES

で締めるという所もSixTONESの覚悟が見えてかっこいい。

ほいで、これまた重低音が響く響く。

デスボイスも入っているからより響く。

きょものデスボイスが鬼かっけぇ。

(余談)

liSTening Partyにて始まりの部分を聴いてから、

はやくフルサイズを浴びたいと思っていたので、

かなりリピ率が高いです。ニチャァ。

 

_006. Only Holy

気持ち悪い勢いでMVを回しています。(現在進行形。)

SixTONESのウィンターソングですよ。

そりゃあ、沁みるでしょうよ。

しかも、この曲の中の2人は幸せなんですよ。

離れずに、これからも、そばに、いてほしいと。

そう願っているんです。はぁ〜、良いね。

後ろの音もあまり入り組んでなくて、声と詞が素直に

入り込む曲は無双するんです。しんじゅりが。

「幾千もの 星の下で

 ふたり重ねた奇跡を」

この詞を聴いた瞬間に勝ちが確定しました。

(余談)

nonSTop digeSTでこの曲を聴いたときから、

大本命曲だった為に、大晦日のプレゼントを見た瞬間

理解ができず、ぶつぶつ独り言を発する星人と化しました。

6人のホームパーティーが無料で見ることが出来てしまう。

あの空間には邪悪なものを一切入れたくない。

そう、感じました。平和。淀みがない。

 

_007. DON-DON-DON

まじCRAZY。分かってらっしゃる。流石。

今この時間は、何も考えるな。

フィーリングで俺らと騒ごうぜ的な。

朝までいこうぜウェイ的な。

「WE'RE SO FLY

 ずっと止められない」

のほっくんがいい味だしてて美味い。

松村北斗の地声高音からしか得られない栄養がある。

さぁ、この流れでいきましょうね。

 

_008. Bang Bang Bangin'

これ程までに勢いよく始まり勢いよく終わる曲が

あっただろうか。走り去ってくのよ。目の前を。

あんま英語分からないけど、スラングでなければ

イケてるだろ。かっけぇだろってずっと言ってる気がする。

(本当かは定かではない。)

007と008は、今回のアルバムの中で

ぶち上がるセクションLIVEが楽しみ曲です。

暴れるジェスがみたい。

LIVE映えがえげつないことがもう既に想像できる。

 

_009. SPECIAL

SixTONESYouTubeのテーマソングにしたらどうか

とちゃんとした所に提案したいくらい平和。

「We're like 兄弟 楽しむ生涯

 俺らの life goes on」

なんて、まんま6人。

日常の中だと、イツメンでマクド食ってる高校生の放課後。

日曜の昼下がり公園で遊ぶ家族。

平和だなぁ。

ただ、平和の中にも感謝とか信頼が散りばめられていて、

澄んでいる曲という印象。

 

_010. Seize The Day

最初に聴いたとき。

青空、森、川、エンディングって感じだった。

音に注目すると、

音に沈む要素がなく、シンプル。

かといって、か細くなくて芯がある。

音として綺麗に届く曲で聴き心地が良い。

詞に注目すると、

今は今しかない。希望を捨てないで。

進むことはできるから。自分の道を。

といったそっと、背中を押してくれる内容で。

6人の声に注目すると、

裏声がほとんど使われていない。

ハモリも少なめ。

これらから、より強く届く応援歌。

沈んだ夜も、竦む朝も、憂鬱な昼も。

どこでも救ってくれるような大きな曲。

自分が中学生の時に聴きたかった。出会いたかった。

なんてね。

今だから感じることの出来る音楽を大切に。

今を、大切に。

 

_011. TOP SECRET

分かってましたよ。だって、なかったもんね。

色気のある曲。

許されざる関係といいますか、多分純愛ではない

2人の曲。強い。

友達からセフレになったんすかね。不倫っすかね。

ヤルコトヤッテルノハリカイデキルヨ。

何とは言わない。衣装が見たい。

髭生やした末っ子2人出てきたら、大変なことになる。

今から覚悟決めないけん。

 

_012. CREAK

ノッキンオン・ロックドドア主題歌。

歌うのガチでムズいんだろうな。

と思いながら、いつも聴いてる。

2番の振り付けの、きょもの音ハメ撃ち抜きと、

互いに撃ち抜く双子が良くてねぇ。わしゃ、よく見るよ。

この曲全体的に音ハメが気持ちいいから、

振り付けを見てるのが結構面白い。

ただ、歩いてる時に聴くと街中で踊り出しそうになって

不審者になりかねないので、毎回注意が必要。

(余談)

この頃、田中さんが井手くんを演じていたという事実。

未だに凄いなと思うし、未だに井手くんを引きずる俺。

片山直哉も井手孝也も笑える世界があったらいいな。

 

初回盤A

_013. DRAMA

煌びやかな夜の街。

クラブかなんかで飲んで踊ってんのか、

ヤルコトヤッテルのかは知らんけどね。

重低音イケイケドンドン曲は浴びれるだけ浴びましょう。

だでぃの高音のアクセントが良い。面白い。

 

_014. House of Cards

『Seize The Day』が青空のエンディングだとしたら、

『House of Cards』は夜空のエンディング。

砂上の楼閣のようにすぐ崩れてしまうような脆い日々。

それでも、願い続ける。どれだけ崩れても。

決して明るくは無いけれど、どこか歩こうと

勇気を貰える。

低音と高音が混ざりに混ざっている面白さを感じる。

6人の表現できる音域が広いから挑戦できる1曲。

 

通常盤

_013. 君がいない

自暴自棄になって飲み明かして寝落ちして起きた朝。

耳心地はものごついいし、脳内占有率も高い。

ただ、歌うのはものごつ難しそう。

全体的に韻を踏んでいるからなのか、

巻き舌っぽい発音とか音の切り方とかが絶妙に奇妙。

全体的に絶妙なバランスで仕上がっている曲な気がする。

1番の田中さん→ほっくんの流れは特に思う。

シークレット枠にされていたことも納得の1曲。

「不意に弾けるメモリー

 回想シーンみたく繰り返す

 エゴにまみれ取り乱す

 耳元で君に囁いた

 I want you. も I need you. も

 消えていくのに」

の音の回り方とハマり方がひどく気に入っております。

 

_014. ONE SONG

なんか、結婚式のダイジェストムービーとかの

BGMとして流れてそう。知らんけど。

手をつないで歩いていく2人の後ろ姿と共に聴きたい。

「綺麗事なんて言えないよ

 大丈夫 君と僕なら」

って、無責任に見えて凄い責任を背負った一言のように

聴こえて。

手放しに幸せになろうじゃなくて、

ちゃんと考えて一緒に歩みましょうっていう感じが

この曲の節々から拾える気がするので、結婚式。

とにかく綺麗な曲。

 

_015. Drive -THE VIBES ver.-

もう一度、Jeepでドームを走って下さい!以上!

本当に、この一言に尽きる。

だでぃ、頼みます。

 

初回盤B

_013. Blue Days

ジェスの綿あめみたいにふわっとしてて溶けていく声と、

だでぃの毛布みたく暖かくてゆっくり沈む声。

この2人の声が折り重なって、混ざりあって、

包んでくれる優しい曲。

他人からの見られ方や、悪意にちゃんと向き合って

しまった時の絶望というか、寂しさを

ゆっくり包んで、手を繋いでくれる暖かい曲。

「悪戯な日々に冷たくされても

 誰かを恨むなんてしないで欲しい

 この歌で無かった事に

 ならないってわかってるよ

 それでも届くように歌を歌うよ」

夢物語を届けずに、寄り添ってくれるのが、

とても2人の雰囲気とマッチする。

殺風景な部屋と真っ暗な海。

相対するオレンジの陽と海。肩を組む2人。

暖かさが詰まっている1曲。

 

_014. 希望の唄

少年時代に描いていた夢の姿。

今の自分と比べたら、まるで違うけれど。

今描いている夢の姿へと、願い続けていたい。

不器用で、あんまり上手く生きれなくても。

果てない想像力とイメージと、衝動を胸に。

未来への希望はあるのだから。

って感じ。光属性100%の曲。

きょもとたろの声の種類って全然違うけど、

2人とも真っ直ぐに届いてくる。

だからこそ、くどくなく爽やかに。

かつ、明るいままでこの曲が聴ける。

始まりのブレスがしっかり聴こえる所も、

この曲の色をつくっているなと思う。

 

「泣いて、泣いて、生まれたから

 笑って、笑って、生きていたい」

 

_015. スーパーボーイ

リズムの外し方、ノリ方、言葉の回し方、

全てにおいて面白い。飽きがこない。

双子だからなせる技。まじ深夜のファミレス。

二次会の居酒屋じゃなく、深夜のファミレス。

双子じゃないと成立しない曲。面白すぎる。

双子の低音だけを浴びることができる曲って、

そんなに無いからそういった意味でも貴重です。

ここで、唐突に開催。

特にお気に入りの箇所TOPスリー。

第3位

「いや・・・無理がある

 うん・・・無理がある。」

 

ここは、歌い方もさることながら、歌詞カードを見る

という行為が大切になる。

ここだけに読点がついている。唯一、ここだけ。

無理があると自分で完結しているのが、

ハチャメチャにツボ。

あ、完結してんのね。ってね。

 

第2位

「なんたってとにかく邪念がない

 うん

 邪念がない

 うん」

 

歌い方がツボですね。

田中さんは1回目も2回目もあまり大差なく邪念がない。

それに対して、ほっくんは2回目の相槌に草生えてる。

この違いが面白い。ものごつリアル。

ここまでリアルな会話を歌にしたの面白すぎる。

 

第1位

「経たね〜

 経たね〜

 時は経た

 今じゃお前はお前

 お前もお前

 ナニモノでもなかったからこそ

 ナニモノでもなれたあの頃」

 

話が盛り上がった後にふと一息ついて、

いやにしみじみするノスタルジックさを感じる。

互いの存在が、人生に当たり前にある。

そして、それはこれからも当たり前に続く。

なんか、凄い双子だなと。

この2人の曲にこの詞があることに感謝した。

 

唐突に始まったコーナーに御付き合い頂き、

ありがとうございました。

このようにしないと、永遠に話し続けてしまいそうで。

ほんとに、神曲

彼らこそ、無敵のスーパーボーイ。

 

 

 

 

 

 

 

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以上、全20曲の独り言でした。

書ききったよ。途中でデータ消えたけど。

書ききった。

 

『THE VIBES』を通して。

SixTONESというチームの良さが詰まりに詰まってた。

なんか、生きてて良いよと言ってくれている盤な気がした。

SixTONESの楽曲は、寄り添い力が高い。

正統派な、真っ直ぐな道でなかったからこそ、

曲への説得力が増すのかなと。

 

結論。『THE VIBES』。それは。

6人それぞれの想いと、声がギュッと詰められた

自分という存在を認めてくれる、肯定してくれるアルバム。

どれだけ辛いことがあろうとも。

SixTONESが、6人がいるから生きていける。

 

 

 

 

SixTONESの6人、スタッフの皆様、

作詞・作曲・編曲に携わって頂いた皆様、

振り付け・MVに携わって頂いた皆様、

team SixTONES全員に感謝を込めて。

 

ありがとうございました。

 

 

P.S.

VVS オーラス東京ドーム参戦致します。

自名義1つで当選しました。

SixTONESのVIBESを浴びることができる。

4月まで生きていなければ。

 

 

 

 ねたうぬぎ (2024.01.12 15:16 6,477文字)